タクシー乗り場のほか、駅・観光スポット・空港といった多くの人が集まる場所にタクシーを停め、お客さんに乗車してもらえるまで待つ営業方法のことを、付け待ちといいます。特に狙い目なのが、イベントが開催されていた駅などです。イベント終了後にはタクシーのニーズが高まるため、効果的に稼ぐことが可能です。
付け待ちであれば、営業体制を維持しながら休憩することができるため、疲れがたまっているときなどは、体力を温存しやすいという利点があります。
実際、タクシー業界では、乗務の際に休憩時間を取ることが義務づけられています。そのためタクシードライバーは、このルールを守るために、流し営業や無線配車などにより一定の売上を確保したあと休息も兼ねて付け待ちをしています。安全に仕事を続ける上で重要なことです。
付け待ちにおける重要なコツとして「回転率の高さ」も挙げられます。お客さんを乗せる頻度が低ければその分、稼ぎは低くなってしまいます。結果的に乗せることができたとしても、待ち時間が長すぎれば、効率的な営業とは言えません。効率的にお客さんを獲得していくためには、回転率を常に意識しながら付け待ちスポットを選ぶ必要があります。
付け待ちスポットにタクシーを停車させる際にタクシーをどちらの向きに停めるか、という点についても意識しましょう。道路の左右進行方向により、顧客獲得を効率的に行えるかどうかが左右されるためです。
適切な向きを判断するために、時間帯をふまえた上で、行き先に関するニーズの高さなどを計算に入れる必要があります。また、乗客にとっての利便性にも気を配り、交通の流れに沿って配置することも大切です。
タクシーを利用したいと考えている方はどこにでもいるわけではないため、ニーズのあるスポットで付け待ちをすることが重要です。具体的には、駅・ホテル・商業施設のエントランス周辺・オフィス街・空港・病院・人通りの多い場所などから選ぶようにしましょう。
また、時間帯やタイミングも無視できない要素です。たとえば、オフィスビル街なら、夕方から始まる帰宅時間帯がおすすめです。
すでに列をなして付け待ちを行っているライバルの数だけを見て、判断しないようにしましょう。たとえライバルが多かったとしても、ニーズが高いと考えられるスポットで付け待ちをするほうが、お客さんを獲得できる可能性が高いからです。ライバル0人で競争率が低そうに見えても、過疎スポットでギャンブルに出るのはあまり得策とはいえません。